食道裂孔ヘルニア、萎縮性胃炎、胸焼け、口臭 K.Mさん(愛知県豊田市38才男性)の改善症例

[症状]
職場の健康診断で2年ほど前から食道裂孔ヘルニア(滑脱型)、萎縮性胃炎と言われている。
自覚症状は、胸焼け(口の中が酸っぱい)、お腹のガスはり、自分ではわからないが口臭がひどいらしい。
朝、うがいをすると黄色の苦い液が出る。
胃酸を抑える薬や口臭対策の乳酸菌タブレットなどを2、3か月続けたがあまり変化なし。
以前は遅めの夕食で食べ過ぎていたが、今は気をつけている。

[施術内容と経過]
初回
お腹の状態を診ると、ミゾオチ付近がこわばり、やはり食道裂孔ヘルニアの感じです。
ストレスから?首の上部のこわばりが内蔵の不調に影響している様子。
初回の施術は、お腹を少しほぐしてから内臓のマニピュレーションで横隔膜と胃の入口(噴門)の隙間を少しずつ作りました。
頭蓋仙骨療法で全身のこわばり(特に胃や横隔膜辺り)を解放していきました。
施術後はミゾオチが楽になったとのこと。
身体に合った食べ物の選び方、クスリエのミニタオル「ダイヤ」をミゾオチに当てるようにお伝えしました。

6日後に2回目の施術
経過は順調で、口の中の酸味がだいぶ減り、お腹のハリや便通も良好とのこと。
ミゾオチを触れると、食道裂孔ヘルニアの引っかかりが順調に抜けている様子です。
この日は下半身のセルフ手当をお伝えしました。

3回目以降、調子は順調、口臭も減ってきたかもとのこと。

[考察]
典型的な食道裂孔ヘルニアでしたが、噴門(胃の入口)の引っかかりが頑固でなかったので、内臓マニピュレーションで改善できてよかったです。
ストレス、デスクワークの猫背姿勢、腹圧がかかり過ぎる筋トレ等で胃の上部が圧迫されて食道裂孔ヘルニアになってしまうことがあります。
慢性化してしまう前に適切な施術を受けられるのがポイントです。

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