内臓マニピュレーション(オステオパシー)

内臓マニピュレーションとは?

内臓マニピュレーションは、内臓など軟部組織を調整する手技療法で、これもオステオパシーの一種です。

ストレス、緊張、過労は内臓もこわばらせます。
特に胃は上に上ってしまい、ミゾオチの重苦しさや食欲不振、胸焼けを感じることもあります。
肝臓が疲労していると、肝臓が自ら回復するためにうっ血して周囲の組織を引っ張るため、横隔膜と肝臓を繋ぐ間膜も固くなります。

こうなると重い肝臓と一体になって横隔膜が動くため、呼吸はとても重労働になり、浅いものになってしまいます。
また、自律神経の乱れ(主に交感神経の過剰)は消化器系の括約筋(バルブ)の開閉機能を低下させます。
そのため胸焼け、消化不良、便秘下痢などの不調につながります。

施術

  • 緊張してこわばった胃をストレッチしたり、胃の入口が上に上っている場合は元に戻すように調整します。
  • 呼吸に合わせて消化器系の括約筋に軽い刺激を与えて調整します。
  • 肝臓の動きをチェックして、動きの悪い方向へ間膜をゆるめます。

内臓マニピュレーションの施術を受けられると、ミゾオチの重苦しさが軽くなったり、お腹がゴロゴロ動き出したり、呼吸が楽になるのを実感される方も多いです。

内臓マニピュレーション(オステオパシー)施術の様子