妊娠~産後の体調不良など 原因と対策

妊娠中の体調不良で増えているのは、つわり、切迫流産・早産です。

産後の体調不良
出産後、実家に里帰りしている間はよかったものの、自宅に帰ってから体がおかしくなってきた。
夜は子供に1時間おきに起こされて、毎日睡眠不足。

夫は帰りが遅く、育児に協力的でない。
全身の倦怠感、だるくて何もやる気になれないのに、赤ちゃんは私を休ませてくれない。
腱鞘炎、腰痛に加えて、めまい、耳鳴り、ふらつき、朝は起きられない。
子供にも夫にもイライラして当たってしまう。
食欲もなく、妊娠前よりやつれてしまった。
思うように外出すらできず、ストレスのはけ口もない状態。
もう限界です。産後うつかも?

原因

妊娠中のつわりの原因

  • 胎児の意識に対して、母親の心が調和していない
  • 上背部(肩甲骨の間周辺)がカチカチにこわばっている

切迫流産・切迫早産の原因

妊娠中から、じん帯をゆるめるリラキシンというホルモンが分泌され、骨格、特に骨盤はとてもゆるく、ゆがみやすい状態になります。
最近の女性は骨盤周囲のじん帯と筋肉が弱い方が多いので、出産前から骨盤が開いてしまい胎児が早く下に降りてきてしまいます。
これが切迫流産・切迫早産の原因です。

産後の体調不良の原因

妊娠中から開きすぎてガタガタの骨盤と骨格での育児家事の負担、睡眠不足、栄養(ミネラル)不足、不安ストレスなど。

赤ちゃんを不自然な姿勢で長時間抱いているうちに、姿勢がゆがんできます。

骨盤のゆがみのために下半身の代謝も悪くなり、冷え、むくみやO脚のおまけまでついてきたり。
妊娠中→産後育児への環境の変化は母子ともに大きなストレスでもあります。

里帰りから帰ると、育児家事の負担がどっとのしかかりますが、もともと心身が丈夫でない方には耐えられたものではありません。
家族など周囲の協力と理解が十分でなければ、体調を崩さない方がむしろめずらしいのでは?

施術

STEP

問診で生活習慣を詳しく把握し、検査は全身をしっかり診ます。

STEP

軽い整体や言霊ヒーリングで、骨盤、脊柱、頬骨を正しい位置へ整えます。

STEP

頭蓋仙骨療法にて、下半身から上半身へ順に解放していきます。
(脚、骨盤、腰とお腹、横隔膜、胸郭、首、頭部へ)
(横向で後頭骨~仙骨を整えます)

STEP

特にデリケートな状態の場合、心身の調和浄化のため、レイキヒーリング主体の施術も可能です。

※容態に応じて必要な個所を重点的に施術させていただきます。

※妊娠中は、あお向けか横向で施術を受けていただきます(我慢せずに楽な姿勢で受けて下さい)

※産後は母子両方の施術もおすすめです。夜泣きや授乳のお悩みもよくなりますよ。
(自宅や実家へ出張施術も可能です。気軽にご相談ください)

心身の解放に伴い、リラックスして眠くなったり、内臓が動き出し、痛みや違和感が和らいだり、
体が温まってきたり、さまざまな体感があると思います。
育児の姿勢などについてアドバイスさせていただきます。
施術回数は、週1回で6回以上必要ですが、徐々に楽になるので気持ちも晴れますよ。

対策

妊娠中の対策

  • 上背部のこりをゆるめること(施術や専用の体操)つわりのひどい方は、ブレスライトを背中に照射。
  • とこちゃんベルトや、ゴムバンドの妊婦巻き&骨盤体操で骨盤を整え、サポートします。
  • 心の調和を心がける。
  • できるだけ自然なお産に対応してくれる助産院などもお勧めです。

産後の対策

どんな方でも産後1ヶ月はとにかく無理をせず、体の回復を最優先させましょう。
心身に自信のない方はまず、里帰りから急いで自宅にもどらないことです。
できるだけ実家にいながら心身の回復に努めましょう。

パパ、実家の両親、夫の両親、自分の兄弟、保育施設、病院、保健所など、あらゆる人を巻き込んで応援してもらいます。
産後ドゥーラへの依頼もお勧めです。

他の人に育児を任せるためには、母乳だけでなく、ミルク併用もありです。
ただ、母乳は栄養面だけでなく、その吸綴作用で赤ちゃんの頭のゆがみを中から整えるはたらきが重要です。
また母乳での授乳により母親のオキシトシンホルモンが分泌されるので、母親も癒されるのです。
母子両方の健康のため、完全ミルクでなく、できるだけ母乳授乳は止めないことをおすすめします。

骨盤サポーターを使用して骨盤のゆがみを防止します。
(ウェストではなく骨盤と股関節をサポートするものが必要です。自然な骨盤の開閉のために締付けすぎないこと)

妊娠中~産後(特に授乳中)の食事は大切です。
食事療法ページも参考にして腸内環境を整えながら、良質なミネラル分も摂りましょう)

1日に2時間くらいは育児をだれかにまかせて自分の時間を持ちましょう。
(睡眠時間を削るのではなく、だれかにまかせて育児のことを忘れることです)
自分の時間に徐々に運動を取り入れて、体力・筋力をつけていきます。

母子ともに施術を受けてもらえれば、夜泣きで起こされることも減ってきます。

これらの対策と併用すれば、少しずつでも良くなりますので安心して下さいね。

「心の持ち方」についてや有害電磁波の対策も参考にしてください。