和の頭蓋仙骨療法(クラニオセイクラルセラピー)

頭蓋仙骨療法とは、オステオパシーの一種で、主に頭蓋骨から骨盤を軽く触れる手技によって脳脊髄液の流れを改善する療法です。J.E.アプレジャーDO

頭蓋仙骨療法とは、オステオパシーの一種で、主に頭蓋骨から骨盤を軽く触れる手技によって脳脊髄液の流れを改善する療法です。

大人の頭蓋骨は硬くて動かないものと思っている人が多いと思いますが、実は23個の骨の縫合部分が1分間に6~12回のリズムでわずかに動いています。

頭蓋骨の中には硬膜という密閉性の膜があり、この中に脳脊髄液という透明な液体が入っています。

J.E.アプレジャーDOより
私たち一人ひとりの中に、内なるお医者さんである「もうひとりのあなた」がいて、自分の健康問題の答えを知っています。クラニオセイクラルセラピーが有益でないケースはほとんどない(新しい出血以外)というのが私の意見です。クラニオセイクラルセラピーはあらゆるレベルで体液の動きや流れを改善します。

※当院では、アメリカ式の頭蓋仙骨療法そのままでなく、繊細で上虚下実のエネルギーバランスを持つ日本人向けに特別にアレンジされた、「和の頭蓋仙骨療法」をさせていただいてます。
「和」の言葉には、病気と闘わない、調和を目指すという意味も込められています。

脊髄硬膜と付着部

硬膜は、脳から背骨を通って仙骨(骨盤のまん中の骨)まで脊髄神経全体を覆っており、脳脊髄液は脳から仙骨まで循環しています。

健康な人は頭蓋骨、背骨、骨盤の動きがスムーズなので、硬膜も柔軟に動き、内部の脳脊髄液も正常なリズムで力強く末端まで循環しています。

ところが、頭蓋骨や骨盤周りの動きが固かったり、ストレスや過労、緊張によって脊髄硬膜は異常に緊張して脳脊髄液の循環とリズムが悪くなります。

頭蓋骨の動きのばらつきや脳脊髄液の循環不良は、自律神経失調症、めまい、心身の不調など多くの疾患に影響しています。
また、後頭骨と側頭骨の隙間にある頚静脈孔(迷走神経も通る)が圧迫されると、偏頭痛や内臓の不調の原因になります。

<施 術>

頭蓋仙骨系にかかわる部位を、体が行きたい方へガイドしながら、捻れ、歪み、こわばり、トラウマ等を解放に向かわせるように促していきます。(下半身から上半身へ)

 ①足の手当て、梨状筋、腰、ひざの調整
  腸腰筋、骨盤、股関節、ひざ等の解放

 ②隔膜のリリース
  骨盤隔膜、横隔膜、肋骨、胸郭上口、肩まわりの解放
  (腰や内臓も同時に解放していきます)

 ③頚部の手当て
  胸鎖乳突筋、舌骨まわりの解放

 ④頭蓋底まわりの手当て
  後頭顆、側頭骨、顎関節などの解放
  この部分の解放は特に自律神経症状と内臓に有効です。

 ⑤後頭骨と仙骨の手当て
  情緒を安定させたい場合などに行います。

頭蓋仙骨療法を受けられた方は、心身に溜まった緊張がいつの間にかとれてリラックスされています。

いずれも極めてソフトな施術なので、痛みも辛さもまったくありません。
赤ちゃんから妊産婦さん、お年寄りや病気療養中の方にも、安心して受けていただく事のできる、優しい手技療法です。

身体や潜在意識の滞りに、その人の身体自身が気づくことで「自己治癒力」にスイッチが入り、不必要なこわばりや感情、老廃物などの体毒を身体から排出する「流れ」が甦ります。

あらゆる痛み、心身の不調を改善するきっかけとなるでしょう。

頭蓋仙骨療法のすばらしい点は、術者が軽く手を触れて解放を促すだけで、患者様自身が自ら治癒していくことです。

これは、治療に依存せず、患者様が自立していくためにとても大切なことです。

足の手当て

足の手当て

お腹のお手当

お腹のお手当



頭蓋底のリリース

頭蓋底のリリース

後頭骨と仙骨のお手当

後頭骨と仙骨のお手当


乳児の施術赤ちゃんは、妊娠中の状態や出生時にいろんなストレス(バーストラウマ)を受けていることがあります。
早い時期に頭蓋仙骨療法を受けることで、これらのストレスを解放し、発達障害などのリスクを減らし健全な成長をもたらします。

当院では1才くらいのお子さんから頭蓋仙骨療法の施術をいたします。
施術の際は、あやしたり寝かしつけたりなど、保護者の方のご協力をお願いします。

乳幼児の成長は早いです。
ご家庭で日々やっていただきたいケアのやり方もお伝えいたします。

師匠の紹介

私は藤牧経乘先生から頭蓋仙骨療法を学んできました。
藤牧先生は、本場アメリカで頭蓋仙骨療法を学ばれ十数年以上、主にアメリカ人を相手に施術を行なわれました。
しかし日本に戻り、日本人の施術をしてみると、たくさんの疑問と問題点にぶち当たったそうです。
そこで、いろいろ試行錯誤を重ねながら、繊細な日本人に合った手法として生まれたのが、藤牧流の「和の頭蓋仙骨療法」です。
現在は藤牧先生の流れを汲む「NPO法人和のお手当て会」の斉藤光洋先生から学び続けております。
和の頭蓋仙骨療法を学びたい方は 和のお手当て会 をご覧ください。

参考文献 「Craniosacral Therapy : John E. Upledger 他」 「クラニオセイクラル・リズム:Daniel Agustoni」
     「もうひとりのあなた:John E. Upledger」 「クレニオ・セイクラル・セラピー:John E. Upledger」

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